2017年5月29日月曜日
共振
本日のテーマは「共振」。
写真はまさにオリーブと共振している人、です笑。
隠し撮りで窓越しに写したため、色々写り込んでいて残念な写真になっていますが。
この共振のおかげで、我が家のオリーブたちは元気です。
さて。
先ほど、写真家 岩合光昭氏のNHKプロフェッショナルを観ました。
家にはペットもおらず(いるといえば、義父が餌をあげているキジバトぐらい…)、猫が好き、というわけではないのに、岩合さんが撮るものにはなぜか惹かれる。
惹かれる理由がわかりました。
岩合さんは、自然を、そして最も近くに住む野生動物としての猫を、尊敬しているのですね。猫は平和な場所にしかいかないそうです。平和な場所には平和な風が吹いていて、猫は平和な場所にしかいない。家族が喧嘩をしているとその場を離れる。なるほど。
岩合さんは、なぜ自分が動物写真を撮っているのか考え、「猫をとおして平和をみたい」のだ、と結論づけていました。
わたしも「家をとおして平和をみたい」。
媒体は違えども、同じ気持ちがあるから共振するのだ、と感じました。
これをいつか読んでくださるあなたとも共振できると嬉しいです。(み)
2017年5月26日金曜日
家の神
こんばんは。
今日は「家の神」(文=鶴見俊輔、写真=安達 浩/淡交社)を読みました。
この本は1972年に刊行された本を再編集し、1999年に発売されたもの。戦前は、家は代々住み継ぐもので、家の中心の大黒柱は毎日磨き、家のあちらこちらに神さまの存在を感じるものだったそうです。「家をたましいのないモノ、使いすてできる品物として見る現代人の考え方をこえる知恵がこもっていた」とは著者の弁。でも、決して懐古主義ではなく、ある家、または家庭で起きた事実を反芻しながら、現代の家や家庭のあり方を考えるヒントを与えてくれます。人間の形成には時代背景や家族(もしくは血の繋がり関係なく、共に暮らす人)の有り様が最も大事、と。時代がおしつける「これが理想の家族」という家族像ではなく、人間同士の思いやり、みたいなものが大切なのだ、と読み取りました。住む人の心が一番大事。でも、その人間を入れる器としての家は、住む人の心や住人同士の関係性を生み出す一因になります。風雨を凌ぐ以上の役割が、住まいにはあると思うのですよね。
それにしても、ペーター・キュルテンという人の人生の話は強烈でした。
強烈すぎてここでは書けませんので笑、ご興味ある方はこの本を是非読んでみてください。http://amzn.asia/6SUgQUs
著者の故・鶴見俊輔氏は「家の会」というサークルを開いていたそうで、この本もその活動から生まれたそうです。私も「家の会」を開いて、皆さんと「家」について語りたい、と思う夜です。(み)
2017年5月24日水曜日
面壁九年
今日は、我が家のウッドデッキの夜景写真(おおげさ!)です。
この奥に見える光は、家のすぐ裏にある中学校の武道場の明かり。
これを書いている今も「やーっ」とか「とーっ」とか鍛錬に勤しむ声が聞こえてきて、よいエネルギーをいただける気がします。
さて。
今日はずっと欲しいと思っていた四字熟語辞典を買いました。
鎌倉にいらっしゃる人生の師匠が、必ず手元にひとつ置いておきなさい、とおっしゃっていたので。ここでも少しずつ書き留めていこうと思います。
その時の気持ちにあった言葉やお伝えしたい言葉を書きとどめる予定でしたが、全部読むのは気が遠くなりそう(!)だったので、とりあえず、ぱっ!と開いて目にとまった言葉にしよう、と思いたち、今日はこの言葉「面壁九年(めんぺきくねん)」。この四字熟語は、「長い間一つのことに辛抱強く取り組むことのたとえ」で、「中国南北朝の梁の時代、禅宗の始祖とされる達磨大師がインドから中国に渡って以後、嵩山(すうざん)(洛陽の東方にある山)の少林寺に籠もって九年間も壁に向かって座禅を組み続け、悟りを開いた」という故事からだそうで。座禅九年!すごいですねぇ。なんだか勇気をもらいます。
深呼吸、深呼吸。
呼吸をととのえて、明日からまた一歩ずつ進んでいきたいと思います。
それにしても、Facebookとはまったく違う気持ちでのびのび文章を書いていることに自分でも驚いています。どれだけ「いいね!」を期待して書いているのか笑。その話はまた。(み)
(出典:用例でわかる 四字熟語辞典 第二版 学研辞典編集部編)
2017年5月23日火曜日
オリーブ満開!
こんにちは。
先日のアップから早くもすっかり間があきました。
SNSもブログもマメにできる人って本当にすごいですね。
さて、気を取り直して。
我が家の2Fウッドデッキにはオリーブの鉢がふたつ、あります。
静岡に引っ越してきた時、お隣の窓からおそらく物置になっているお部屋が見えるのがなんとなく申し訳なく(見られたくないでしょうし、私も見たくないので笑)、なにか目隠しのために植物を置こう!と思い立った私に、偶然問い合わせた花屋さんが教えてくれたのがオリーブでした。結局その花屋さんにはちょうどよいオリーブがなく、グーグル検索の結果、あるオリーブ専門店にたどりつき、そのオリーブ愛に溢れた店主から素敵なオリーブを買うこととあいなりました。(http://olivejapan.net/)店主、今不在らしいです。きっとオリーブの旅に出ているんでしょうね〜。とにかくこの人と会うと、自分に正直に、ただ自分の愛するものを(有償で笑)分け与えている、そんな本来あるべき姿を学ぶのです。この店主のブログ、頑張っている自分をちょっとゆるめたいわ〜という方にも大変おすすめです。この人の売る(いや、分け与える)オリーブはすくすく育ちます。すくすくすぎるくらい笑。今日、すくすくしすぎてカオスになった枝をだいぶ切りました笑。
色々思うことのある政局、世界情勢ですが、オリーブの花言葉「平和と知恵」を忘れずに日々を過ごしたいと思います。(み)
(花言葉出典:http://www.d-laboweb.jp/event/report/16090401.html←オリーブ店主、写っています♪)
2017年5月18日木曜日
はじめまして
はじめまして。ほんまみちこです。
このブログ、お知らせしなければほとんどの方が読まない…ですよね。
ものすごく、いや、ほんのすこしでも興味を持ってくださった方に読んでいただいているのですよね。ありがとうございます。
今日は、洞慶院に行ってきました。雨にあらわれた木々がみずみずしく、とても気持ち良い午後でした。少し前の静岡新聞で、日本画家の森谷明子さんが、日本には「緑系の色だけでも100種は軽く超える名称がある」と書いていらっしゃいましたが、まさにそれを実感するみどり、みどり、みどり!
さて、私が会社員をやめて、1年と少し。
仕事をやめた経験のある方で「1年ぶらぶらしていました」とおっしゃる方が多いような印象(あくまでも印象)ですが、気持ちがわかるような気がします。1年たつと、無性になにかしたくなります。
ブログもそのひとつ。
今日、いつかこれを読んでくださるあなたに紹介せずにはいられない連載を見つけ、ブログはじめよう!と重い腰をあげました。
それは…「連載 村井理子 村井さんちの生活」。
http://kangaeruhito.jp/articles/-/1668
新潮社のメールマガジン「考える人」に掲載されている人気記事だそうなので、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか。
いつも斜め読みでスルーしてしまうこのメールマガジンを開いたのも何かのご縁。
村井さんの記事にたどり着いた私は釘付けでした。
お、おもしろすぎる…。
家族のみなさまもかなりのキャラクターの持ち主ですが、それは翻訳家である村井さんの表現力のなせる技なのでしょう。とにかく、気づいたら、泣いて、笑って、心がほぐれました。日記を読んで思わず吹き出したのは、さくらももこのエッセイ以来かも…。って、ふ、ふるい!?伝わるでしょうか。
いきなり第一回目が建築と関係ない話題で恐縮です。
こんな感じで、共有したいことを、本間とは違う観点から、私らしくゆるゆるとブログに綴っていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。(み)
2017年5月10日水曜日
引き続き
引き続き、このBlogはHPとリンクをはり、できれば日々の事柄や雑感を記してゆきたいなぁと思っています。
4月にHPをWordpressにて作成しリニューアルしてみました。
WEBは本業ではないのでアレですが、それなりにみていただけたらと思います。
Wordpressの投稿は、どちらかというとニュース的な扱いにしようかと思っているので、別に、日々思うことなどを書いてゆけたらと思った次第です。
ということで、YHAは、本間とパートナーの美智子と二人三脚でしばらくは運営してゆきます。従ってこのBlogにもふたりが書くということになるかと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします!
登録:
投稿 (Atom)