もうすでに、バレンタインデーとなってしまった2012年ですが、どうぞ本年も宜しくお願い致します。
昨年は、全くblogの更新もせずにいたわけですが、今年(といってももう2月!ですが…)はもう少し、色々と観たこと、考えたことなどを綴って行けたらと思う次第です。。
昨年は、全くblogの更新もせずにいたわけですが、今年(といってももう2月!ですが…)はもう少し、色々と観たこと、考えたことなどを綴って行けたらと思う次第です。。
最近は、特になんの出来事もないのですが、2月10日には、ギャラリー間で開催中の建築家・長谷川豪さんのレクチャーを聴きに行き、2月12日には、写真美術館で開催中の第4回恵比寿映像祭で映像作家・伊藤隆介さんのレクチャーを聴いて参りました。
伊藤さんのフィルムも記憶も物質であり、消えゆくものであること、その物質性にこだわった映像表現は、以前から『版シリーズ』を拝見していて納得がいくお話でした。最近は、ミニチュア模型を作成しCCDカメラでその模型の動きをリアルに投影する『Realistic Virtuality』の作品を発表していますが、これらも映画の特撮を追体験することで過去の映画史を読む作業でもあるというお話が聴けて興味深かったです。
さらに伊藤さんからオススメしていただいた、サラ・モリスの映像を鑑賞しました。フィリップ・ジョンソンの『ガラスの家』、ミース・ファン・デル・ローエの『シーグラムビル』『レイクショアドライブ』『ファンズワース邸』の背後にある、制度、政治的なもの、自然などを浮き彫りにしており、とても興味深かったです。
建築をやっている方は、一度、観ておいてもいいかもと思いました。
では、ボチボチと更新していきます(ホントか?)ので、どうぞ宜しくお願い致します。